2010-08-09(月)
うだるような暑さ[sweltering heat / oppressive heat]

 今日も暑いですね―。夏の時期の挨拶といえばこの言葉を使ってしまう人も多いのでは。昔から馴染みのあるこの言葉も、ここ近年のニュアンスはまた違う。本当に暑い。さらに連日続くこの猛暑日に、意識がもうろうとすることもしばしば。まさに「うだるような暑さ」ということだろうか。

 深刻なのは熱中症だ。総務省消防庁の調べによると、全国で7月中に熱中症とみられる症状で搬送された人は17,680人。昨年と比べ5,294人も多いという。搬送された人のうち、高齢者が半数近く占めている。しかし、全ての年代がなりうる症状であることは明白。家の中にいても熱中症となるのだから、各々が注意して過ごすことが重要だと痛感した。

 そもそも猛暑日とはいかにも暑そうな名称だ。2007年以降、一日の最高気温が35℃以上の日のことを名付けた。まさに猛烈な暑さに日々苦しむ。この暑さの影響も手伝ってか、人気アイスの「ガリガリ君」が7月末までの売り上げが昨年と比べ25%も増えたという。猛暑特需ということだろうか…。もちろん、販売戦略も合い重なっての結果と想像するが、このニュースを聞いたときに“例年と違う、今年の暑さ”を感じた。

 「茹(う)だる・ような」。意味は「①ゆだる」「②暑気のために体がだるくなる」(広辞苑)である。「“ゆ”だる」が転じて「“う”だる」となったようだ。つまり茹で上がるほど暑い。単なる比喩表現ではなくってしまうかもしれない、とも思ってしまうこの暑さ。地球温暖化が影響しているのであれば、日々の環境対策の重要性をあらためて思う。

文責:椎名